どうもこうきちです!
今回は宅浪で地方旧帝大に合格できた私が、自宅浪人を選んだ理由についてお話させて頂きます。
宅浪を選んだ理由
私はこの一年間予備校に通わずに勉強をする、いわゆる自宅浪人生として活動していました。
自宅浪人生を選んだ理由は大きく分けてこの5つです。
- 自分のペース、勉強方法で勉強したかったから
- 自分が一人でどこまで進めるか試してみたかったから
- 健康な生活を突き詰めたかったから
- 勉強時間と余暇時間をしっかり分けて様々な知識を蓄えたかったから
- 予備校の費用が掛からないから
他にも探せばいくらでも出てきますが、大まかにこのような感じです。
私は宅浪を受験一本で考えていませんでした。不真面目だとか甘い考えだと言われても仕方ない考え方ですが、当初の考えとしては、勉強を仕事のようなものと考えて「7~8時間+夜の復習」をする。
そして残った時間で本を読むなり、運動するなり、遊ぶなりすると考えていました。
現役の反省点から
現役時はとにかく勉強のみに集中していました。夏の部活引退時は誰よりもストイックに勉強していた自負はあります。風呂に入る時でも、通学中でも、ご飯を食べていても、寝るときでも…常に復習をメインに記憶量を増やして、自習中も問題演習を主に勉強していました。
その結果大きく成績を伸ばすことができ、夏までにはE判定からC判定まで伸ばすことができました。これがまた、モチベーションにつながり、より一層受験勉強に励む糧となりました。
しかし、ずっと受験勉強ばかりしている日々は閉塞感があり、高3の11月ごろからガス欠が起こり始めました。
難関大学は2次試験重視ということもあり、センター試験の勉強を本格的に始めるのは一か月前からと決めて二次試験に絞って勉強していました。
そのため、センター試験で点数を取るには、一か月間頑張るかどうかで決まります。
センター前の一か月は勉強が間に合わないかもという焦燥感から全力で取り組み、センター試験では志望大学のボーダー以上をとることができました。
しかし、2次試験を前に、だましだましやっていた勉強もあまり手につかなくなってしまいました。
その理由としては、二次試験では膨大な試験範囲の中から問題が出てくることから、今対策したところで大差ないのではないかとか
コロナが流行りかけていた時期だったため二次試験がなくなるのではないかといった、勉強をしない理由をみつけることに躍起になってしまったことが大きな原因です。
やらないといけないのに勉強が手につかない。その結果、前期試験で得意なはずの数学が全く解けず、不合格。
受験勉強は積み重ねですから、センターから本番までの間の勉強量が少なくなったから落ちたとは一概には言えないものの、不合格の一端を担っていたのは確かだと反省しました。
理想的な生活を目指して
そこで、受験勉強だけに偏る生活は自分に合ってない。自分のやりたいことをしつつ、受験勉強もしっかり取り組んで理想的な生活を送ろうと考えたのです。
知識欲や向上心は大いにあったため本を読んでそれを満たすことや、生活コストを削減する意味でも自宅浪人生を選びました。
また、私は結構健康オタクなところがあり、家で自分の生活をコントロール出来たら最高の健康的な生活を送れるだろうということも理由の一つです。
自宅浪人を始めた当初は恥ずかしながら東大を目指して勉強していました。東大に行ける学力があればほとんどどこでもいけるようになるし、そこまで学力が伸びなくても第一志望大学の合格確率は上がるだろうと考えたからです。
結果は、大きな壁を感じ挫折しましたが、自分の立ち位置を確認するよい機会だったと思います。(東大模試も受けましたが、惨敗。かなり恥ずかしかった思い出です)
以上が私が自宅浪人を選んだ理由です。
振り返ってみると、確かなものがない状態で自分なりに頑張っていましたが、未熟な点も多く受験は一筋縄ではいかないなと感じています。
いま、浪人するか迷っているひとや受験で悩んでいる人の一助になればうれしいです。
次の記事で自宅浪人がどのようなものであったかを記事にしているので良ければどうぞ!
コメント