Mikanを使って1日20分、1か月で500単語を完璧に覚える方法

英単語が何回やっても覚えた気にならないし、モチベも上がらない。
MIKANを使い始めたけど、上手な使い方が分からない。

この記事にたどり着いたということは、このような悩みを持った方が来てくれたのではないかと思います。

僕も最初はMIKANを、なんとなく入れて、なんとなく回数こなして、なんとなく覚えられなくて、覚えた気がしないからいやになって辞めるという風になっていました。

ただ、とある工夫をしてMIKANに計画的に取り組むことで、一か月で500単語、8か月続けて4000単語以上をほぼ完ぺきに記憶することができるようになりました。

単語を多く覚えれば覚えるほど長文がスラスラと読めるようになるため長文にめっぽう強くなれます!僕は英語が大の苦手でしたが、単語を普通の人よりも多く覚えることで読解力を補っていました。

私が実践する方法をざっくり簡単に説明しますと

①一日100単語をかるーく覚える作業を5日繰り返します。
②同じことを5,6周して完璧に覚えられる。

というものです。

詳しくは下図のようなサイクルを回すことで英単語を効率的、完璧かつ長期記憶で覚えようということです

この方法を継続すれば確実に単語を見た瞬間に意味が分かる状態になれるため、英単語の苦手を克服したい方は必見です!

以下で詳しく解説していきます!

目次

この勉強法の考え方

この勉強法の根底となる考え方は「スピード+接触回数」と「復習期間」です!

スピード+回数

一つの英単語を覚えるときに、

1秒で1個、10秒で「10個」覚えようとする
10秒で「1個」覚えようとする

この二つではどっちが多く頭に残りやすいかというと、「10秒で10個」ですよね。

同じ時間でもスピードがある方が多くの単語を覚えられますし、知らない単語やうろ覚えの単語をすぐに意味が言えるようにするには回数を増やして、何度も英単語とその意味をリンクさせないとできません!

復習期間

エビングハウスの忘却曲線

また、一日に100回200回と繰り返したところで1か月後にはほとんど忘れてしまいます。そのため時間を空けて、忘れるであろうタイミングで復習することが重要です。

エビングハウスの忘却曲線というものをご存知でしょうか?有名な話のため、知っている方もいるかもしれませんが、これは定期的な復習を挟むことで、覚えていられる割合が格段に上がることを示してくれます。

この方法では1日目にした100単語を6日目でもう一度復習、11日目でまた復習…というように5日定期で思い出す作業が挟まれます。そのため簡単に英単語を忘れることなく長く記憶をたもっていられます

友人にも試してもらった結果効果大!

高3の秋に、友人Mくんが英単語が覚えられなくて困っていたため、この方法を教えてみました。

この方法を他の友達にも教えたことがあったのですが、みんな聞くだけで実践してくれませんでした。そのため、今回も「教えるだけで終わるかな」と思っていたところ、後日また会ったときに「あの勉強法かなりいいな!」と絶賛してしっかり継続してくれていました。

MIKANには高校を設定する欄があり、同じ高校内でどれほど単語を勉強したかポイント形式で分かるのですが、(ハンドルネームで匿名ですが)、明らかにMくんと思われるユーザーが表れてそれから受験までの2,3か月は継続してくれた様子でした。

この友人Mくんのおかげで自分の独りよがりな勉強法ではなかったんだと確信して自信がつき、このように紹介記事をつくるに至りました。

1か月500単語覚える方法

それでは、この勉強法を詳しく解説していきます!

設定

  • 制限時間を3秒
  • 一回に学習する単語数を100
  • カードめくり

回転数を高めるため制限時間を3秒にし、単語数は最大の100。そしてテストではなく、カードめくりモードにします。

実践

  1. カードめくりモードで開始
  2. 出てきた単語を発音しながら、単語の意味が分かるかしわける
  3. わからない単語は「ある程度」覚えるまで2を続ける。
  4. なかなか覚えられない単語があっても5~10周ほどで次に進む。
  5. 100単語カードめくりが終わって余裕があればテストをする。

この一連の作業(テストなし)で大体20~25分ほどです。大きく時間がオーバーするときの原因は、だいたい以下のような理由です。

  1. 慣れていない
  2. 念入りにしすぎる
  3. 集中が途中で途切れている

三秒でパパっと切り替わってしまうため最初は慣れないと思いますが、繰り返しやるとその回転率に追いつけるようになります。

また集中力に関してですが、僕自身も疲れている日は集中が続かずなかなか進まない日がありました。

その他、注意や工夫

この勉強法は声に出してやると効果が出やすいです!声が出せない場合は、頭の中で暗唱しても効果があります。
これは何回も発音することで、リスニング対策にもなりますし、スペルを覚えるときにも発音がわかると自然と書けるようになる可能性が高いからです。

また、出来るなら立って歩き回りながらやりましょう!体に血流が回って脳が冴えて集中力が続きやすいですし、集中してできるため定着率もかなりよくなります!

また、あくまで何となく覚える程度で大丈夫です。いきなりしっかり覚えようとしなくて大丈夫です。

テストはできるだけ受けたほうが定着率はいいですが、余裕がないときはやらなくてもよいです。ただ、5,6週目くらいの時に一回はしておきましょう。

驚くことに習熟度としては30日で6回転させるとすると、1・2・3週目は30%くらいしか覚えられないですが4週目になるといきなり80%覚えているみたいなことがよくあります!

まとめ

1日15分、1か月で500単語を覚えるために必要なのは「スピード+回数」と「復習期間」で、

設定とやり方は下のようになります

  • 制限時間を3秒
  • 一回に学習する単語数を100
  • カードめくり
  1. カードめくりモードで開始
  2. 出てきた単語を発音しながら、単語の意味が分かるかしわける
  3. わからない単語は「ある程度」覚えるまで2を続ける。
  4. なかなか覚えられない単語があっても5~10周ほどで次に進む。
  5. 100単語カードめくりが終わって余裕があればテストをする。

に出して読む
-立って歩き回りながらするとより効果的
-「なんとなく覚える」で、4週目あたりからいきなり定着率UP!

継続すれば、500単語という莫大な数の単語を1か月で長い間覚えてられる勉強法です!
ぜひ、最初の1か月は1日30とか50単語のローテーションでも良いので初めてみてはいかがでしょうか!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる