【旧帝大】宅浪を成功する人の特徴5つ。経験した私が語る宅浪の注意点と準備

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本日の記事では、自宅浪人生を一年体験した私から、大学受験において宅浪に適している人の特徴や選ぶ際の注意点やすべき準備をお伝えします。

宅浪とは自宅浪人の略称です。予備校に行かずにほとんどを家の中で勉強をすることになるため、誘惑に負けたり、孤独を強く感じたりして失敗しやすいと言われています。

今回は一年間自宅浪人をした私が、宅浪に適した人の特徴を5つ、宅浪の際の注意点を4つピックアップし紹介させて頂きます。

宅浪を始める時の自分に向けて書く。そんな記事にしました。皆さんの進路の一助になれば幸いです!

目次

自己紹介

私は、現役生の頃に第一志望の地方旧帝大に合格できませんでした。

後期試験で他の大学から合格をもらえたのですが、第一志望が諦めきれず浪人を決意しました。

私は予備校や塾に通ったことがなく、学校の授業も非効率的だと考えていました。そのため、自分のペースで自分の好きな勉強法で突き進むことができ、費用の掛からない自宅浪人はとても素晴らしい方法に思えました。

結論から申し上げますと、私は一年を通して第一志望の地方旧帝大に合格することができました。
結果的には合格できて良かったものの、充実した浪人生活とは言えず、苦労した割には危ない橋を渡っていたと感じます。

以下で自分の何がいけなかったのか、どうすればより充実させられたのかを反省、考察し、宅浪の適性のある人の特徴を書きました。

自宅浪人をしようか迷っている方は必見です!

自宅浪人生に成功する人の5つの特徴

以下にあてはまる項目が多いほど自宅浪人を充実したものにできる可能性が高いと言えます。

モチベーションがあり、現役生の時も継続して勉強できていた人

モチベーションが大事なのは重々承知していると思います。ここでは「現役生の時に継続して」というのが重要です。
試験本番が近づくにつれて、受験に対するプレッシャーがだんだん高まってきます。

そうした圧力の中でも絶えず勉強を継続できた人や、やるべきことをしっかりとこなせた人は自宅でしっかり安定して勉強ができるため、自宅浪人に適正があります。

自分なりの勉強法を持っている人

宅浪になると勉強すべてが自習時間です。そんな時に自分なりの勉強法を持っていると、自信を持って勉強を進めることができます。

また、勉強する時間を予測しやすいため、時間に勉強の習慣を作りやすく、自習時間を有意に使えます。

一年スパンで勉強計画を立てられる人

宅浪ではスケジュール管理が必要不可欠です。

自分と志望校との立ち位置を理解し、模試、受験日から逆算して大まかにでも一年の勉強計画を立てて、修正していかなければいけません。

勉強計画を自分でたてられる人は、自分のやるべきことが明確に分かっており、志望校への道筋を意識しているため宅浪に向いています。

定期的に連絡をとれる予備校生や宅浪の友人がいる人

受験勉強をする時に、共に頑張ってくれる人は欲しいです。たとえば模試を受けた時に、予備校生だとチューターからアドバイスをもらえたり、予備校生同士で難しかった問題などを共有してフィードバックが貰えます。

しかし、宅浪生だと自ら能動的に話す場を設けなければ、話し相手は現れませんし、フィードバックも独りよがりなものになってしまいます。

そのため、周りに予備校生や宅浪の友人がいる人は勉強の相談や雑談がしやすく、受験生活をよりよいものにできます。

自己管理能力が高い人

宅浪は一日中自由な時間が与えられます。そのため、自己管理能力が高くないと、ついサボってしまい勉強時間が伸びません。やるべきことをしっかりできる人でないと宅浪は厳しいです。

逆にこれらにほとんど当てはまらなかった人は、予備校に行って環境の力を借りて勉強したほうが大学受験を成功させやすいです。

周りに宅浪仲間がいない場合はネット上で新たに作ろう

宅浪仲間を作れればそれがベストなのですが、ともに宅浪をする人がいないというのがほとんどだと思われます。そういう場合はツイッターなどで宅浪同士のコミュニティに入ったりフォローするなどして繋がり進捗報告をし合うと良いでしょう。

自宅浪人はとにかく、自分との戦いです。

しかし、自分だけの戦いにもつれ込んでしまえば、ほかに律してくれる人がいないため格段とさぼりやすくなります。
そのため、同じ立場で頑張っている人を見つけ進捗報告をしあうことで、負けじと頑張ったり、自分の知らない参考書や模試の情報を得られたりと孤独な宅浪生活を充実させられます

自宅浪人を選ぶ際の注意点と準備

ここまで読み進められた方は、自宅浪人を覚悟している方も多いかと思います。

自宅浪人を開始する前に、以下のことを注意して準備して下さい

必ず進捗報告ができる浪人仲間をつくる

これは以上に示した通りで、モチベーションを維持することや情報を交換するのに必須レベルです。宅浪はただでさえ病みやすい環境にも関わらず、私はこれを怠り非常に苦労しました。

自分が受ける模試と照らし合わせて一年の勉強計画の大枠を作る

直近一か月は細かく、本番近くは大まかにしてとりあえずの計画表を作りましょう

また、出願する時期や書類の提出期限なども記録しておくと、取り返しのつかないミスを予防できます。

この場合、詰め込みすぎると「昨日できなかった分を今日に回して…」という風に先延ばしを繰り返す原因となります。そのため、一週間に一日空白の日程をつくり達成できなかった分をそこで修正すると、スケジューリングが上手く機能しやすいです。

難関国公立を受けるのなら添削は必要

国公立の大学ならばほとんど記述式で問題が出されますし、旧帝大レベルとなると難しい問題を「解ける+正確な記述説明」を求めてきます。記述力を身に着けるため添削は必要です。
宅浪の場合、もちろん講師がつくことはありません。こればかりは外部の力に頼るほか仕方ないと思います。

私の場合、Z会の添削を英語と数学で受けていました。当初は8月ごろから始めようと思っていたのですが、まだ数学で苦手な分野があることや英単語が完璧でないという理由で後回しにして、結局添削を受けたのは「12、1、2月」の三か月でした。
結構な問題量があり、記述の問題点を細かく指摘してもらえたため、三か月だけでも記述力は身につきました。ただ、数学特有の言いかえを習得したり、英語の時間配分をより身に着けたりするためにも、もっと早めにやっておけばよかったと後悔しています。

映像の授業としてスタディサプリを活用

家の中でプロの講師の授業が受けられるのは、非常に頼もしい存在です。 苦手な分野でも、一から体系立てて教えてくれるため克服がしやすいです。
私が宅浪を決意した時にスタディサプリの存在はかなり大きかったです。現役時代も数英理社国すべての科目の成績を伸ばすのに大いに役立ちました。

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まとめ

宅浪が成功する可能性が高い人の特徴は以下の5つで、

  • モチベーションがあり、現役生の時に継続して勉強できていた人
  • 自分なりの勉強法を持っている人
  • 一年のスパンでみて自分の勉強計画の大枠をとらえられている人
  • 定期的に連絡をとれる予備校生や宅浪の友人がいる人
  • 自己管理能力が高く、決まった時間に睡眠がとれる人

そして注意点とその準備としては

  1. 必ず浪人仲間を見つけて進捗の状況を伝え合う
  2. 自分が受ける模試と照らし合わせて一年の勉強計画の大枠をつくる
  3. 難関 国公立を受けるのならば、添削は必要と思われる
  4. 映像の授業としてスタディサプリがおすすめ

宅浪同士が一番望ましいですが、浪人する仲間は必ずみつけてください。周りのライバルとの位置関係を把握することや、ライバルを見つけて勉強の意味付けを大きくするためです。

究極的には、宅浪は自分次第です。自分自身で勉強計画を練り、参考書を見つけ、志望校へ向かって毎日勉強する。何をするにも自由ですが、何をするにも自己責任となってしまいます。

その環境に合う合わないはやはり当人次第です。宅浪がはまらなければ苦しい一年となってしまうかもしれませんが、ピッタリはまれば一年後には素晴らしい成長が約束されています。

それでは、お読みいただきありがとうございました!
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